【きみの友だちのあらすじを簡潔に】いじめの描写が凄いリアル

小説
きみの友だちを2回は読んだいおなまたです。

本書は平成20年に新潮社によって出版された本です。
著者は有名な重松清さん。

本書は短編集となっており10個のストーリーが掲載されていました。その中で私が好きだった話をいくつか抜粋して紹介しました。

では感想を述べていきます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

きみの友だち (新潮文庫) [ 重松清 ]
価格:737円(税込、送料無料) (2019/12/13時点)

きみの友だち①あいあい傘

このストーリーは足を怪我した小学生の少女が主人公として話が進んでいきます。
主人公の名前は恵美、彼女は11歳の誕生日に新しい松葉杖を買ってもらった。

それ以前に使っていた松葉杖は子ども用で杖の長さを変えることが出来なかったので不便だった。
恵美が足をけがしたのは10歳の誕生日の数日後、その日は友達が8人遊びに来た。

怪我をした日、朝はいい天気だったが下校時間になると雨が振り始めた。
傘を持ってきていたのは友達の中では恵美だけだった。そのため友達が恵美の傘に入ろうとする。
恵美は歩きづらいし、体が少し濡れていることを不満に感じつつも皆が「恵美ちゃん」と言って集まってくるのは悪い気がしなかった

ふと前を見ると前の方に1人で傘をさしている子がいた。
彼女の名前は楠原由香ちゃん。

傘の中のおしくらまんじゅうが激しくなって恵美は傘の外にはじき出されてしまった
「あんたたち、出ていってよ私の傘なんだから」といいたいが友達相手にそんなことは言えない

「もういい、わたし、由香ちゃんに入れてもらうから」と言って恵美はガードレールの切れ間から歩道の外に出た。ガードレール沿いに走って由香ちゃんに追いつくはずが勢いがつきすぎて車道に飛び出してしまい事故が起きた。

入院生活は3ヶ月におよんだ。
運がよく大きな怪我は左膝の複雑骨折だけだった。
しかし恵美は命が助かったことに感謝するのではなく傘を奪った友達のことを恨んだ

恵美はお見舞いに来た友達を泣きながら責めた。
恵美の居ない教室で誰かが「恵美ちゃんもあそこまで言うことないのにね」と言った。
それを発端として次第にいじめが発展していった。

恵美が退院して学校に戻ると左脚の自由以外に友達も失ってしまったことに気がついた。
ここからどんどん恵美へのいじめはエスカレートしていく。

こんな感じの話です。
感想としては結構面白い。何が面白いかと言うといじめの描写がリアルです。
だから読んでて悲しくなるかもしれません。
話に出てくるセリフがいじめっ子の小学生感があるんです。
かなりお勧めします

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

きみの友だち (新潮文庫) [ 重松清 ]
価格:737円(税込、送料無料) (2019/12/13時点)

きみの友だち②ふらふら

走る女性

このストーリーの主人公はクラスの人気者だが人間関係に不満を感じている堀田ちゃん。
彼女はたまに悪夢を見て目が覚める。


いつもはクラスで笑いが起こるとその中心には堀田がいる。

そんな彼女は学校には絶対に持っていかない秘密のメモがある。
それはクラスの女子の人脈図や人物相関図だ。昼休みにお弁当を一緒に食べる人同士を囲んだり仲良し同士を青い線でつないだりしている。
人間関係をひと目でわかるようにしておきたいのだ。

このメモを書いているとなんか大変だなとため息が漏れる。

こんな感じの話です。感想はこれまた非常に面白いです。
この話ではクラス内で「戦争」が起こってクラスメートの仲がささいなことで悪くなってそれに対して堀田ちゃんが焦る様子がリアルに描かれています。
最終的に堀田ちゃんは「八方美人」と言われてクラスのみんなから嫌われてしまいます。
堀田ちゃんはメモを改定して何にも囲まれていない自分の名前を見ます。

こんな感じでいじめの描写が上手いから読んでいて話が面白い。

きみの友だち③別れの曲

先程までの2つの話は主人子が女性だったが次は男性が主人公だ。
本書での主人公は男性と女性がほぼ半分半分です。

主人公の佐藤は中学3年生、サッカー部に所属していて部活内で中1に威張り散らしている。
靴箱を覗いて驚いた顔になる友達や休み時間に女子に呼び出されて照れくさそうに廊下に向かう友だちを横目にして何事も起きないバレンタインデーを毎年過ごしていた。

佐藤には好きな女の子がいる。その子の名前は梅村琴乃、しかしチョコを貰えないと思っていてバレンタインの寂しさをうまく紛らわすことが出来るのかを心配している。
クラスで一番陽気な小川は、同級生の女子全員に義理チョコのお願いをしている。

こんな感じのストーリーでこれもまた面白いです。
面白いと思ったストーリーだけを取り上げているので当たり前ですが面白い。
これもまた部活の後輩に当たる姿がリアルに描かれています。
佐藤は後輩に対して厳しく当たっていますが後輩が表面上は反抗してこないことや佐藤がいつか皆の前で自分の好きな梅村琴乃は「俺と1つ屋根の下の仲だったんだぜ」と言いたいと思っていることなど。

それは過去に佐藤の母親が開いているピアノ教室に梅村が通っていたことなのだが佐藤の「梅村琴乃という名前をみんなの前で口にしたい」という気持ちがなんとなくわかります。わかりません?

このように感情移入も出来て非常に面白いです。購入したい方は忘れない内に下のボタンから購入してください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

きみの友だち (新潮文庫) [ 重松清 ]
価格:737円(税込、送料無料) (2019/12/14時点)

僕のYoutubeでは「ドリームキラーの対処法」「書評」「人を待たせる際の注意点」などの動画を配信しています!興味があれば下から飛んでくださいね‼


関連記事:永遠の0

コメント

タイトルとURLをコピーしました